スポーツ生理学

スポーツ生理学
textbookseries.gif

 

 

【編著】
青木 純一郎(順天堂大学スポーツ健康科学部)
佐藤 佑(仙台大学体育学部 教授)
村岡 功(早稲田大学人間科学部 教授)
【著者】
石原 啓次(順天堂大学スポーツ健康科学部助手)
稲垣 雅(山之内製薬株式会社)
内丸 仁(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)
遠藤 隆(千葉商科大学助教授)
太田 章(早稲田大学人間科学部助教授)
大森 一伸(東亜大学総合人間・文化学部講師)
岡田 純一(早稲田大学人間科学部助教授)
葛西 順一(早稲田大学人間科学部教授)
形本 静夫(順天堂大学スポーツ健康科学部助教授)
里見 潤(立命館大学理工学部教授)
杉山 康司(静岡大学教育学部助教授)
鈴木 省三(仙台大学体育学部助教授)
高橋 淳一郎(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)
玉川 明朗(東北大学大学院医学系研究科助教授)
玉木 伸和(横浜市立大学大学院総合理学研究科教授)
土屋 純(早稲田大学人間科学部助教授)
鳥居 俊(早稲田大学人間科学部助教授)
内藤 久士(順天堂大学スポーツ健康科学部助手)
中川 直樹(聖セシリア女子短期大学講師)
長澤 純一(電気通信大学講師)
中村 千秋(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)
中村 好男(早稲田大学人間科学部教授)
松井 健(吉備国際大学社会福祉学部講師)
丸山 敦夫(鹿児島大学教育学部教授)
右田 孝志(久留米大学健康・スポーツ科学センター講師)
村松 茂(横浜市立大学大学院総合理学研究科助教授)
山崎 省一(石巻専修大学教授)
吉田 敬義(大阪大学健康体育部)
吉野 貴順(駿河台大学法学部教授)
(五十音)
【発行日】 2001年11月19日
【ISBN】 4-9900743-3-5
【判型】 B-5
【ページ数】 256
【図表】 148
【価格】 定価3,200円+税

 

 

 

【内容】
 運動生理学Exercise physiologyは、運動およびトレーニングを行ったとき、人体の構造や機能がどのように応答するかを研究する学問である。解剖学や生理学を基礎学問とする応用生理学でもある。例えば、運動を発現する主体は筋であるが、筋が動くためには、神経系からの刺激と呼吸循環系からのエネルギー供給とが必要である。したがって、運動生理学の講義では、運動と神経系、運動と筋系とか運動と呼吸循環系といった章立てでの理解が必要になる。
 これに対して、スポーツ生理学Sport physiologyでは、このような運動生理学の知識を活用して、競技者をトレーニングし、いかに競技力を向上させるかが中心的課題となる。

 本書は全体が大きく2つに分けられている。前半では、スポーツ生理学の基本的理解を深めることを意図して、総論として、特にスポーツ全般に関わる普遍的な運動生理学的事象および最近の話題性の高いトピックス、例えば、エネルギー出力・スキル・トレーニング効果・疲労/オーバートレーニング・ウォームアップ/クールダウン・スポーツドリンク/サプリメント・高地トレーニング等についての生理学が、それぞれの専門家によって、より実践に即した立場から解説されている。
 後半には各論として、現場で直接指導に携わったり、自らも競技経験があると同時に、それぞれの競技のスポーツ生理学的研究の専門家でもある人たちによって、それぞれの競技種目の生理学的特性、選手の体力的特徴およびトレーニングに対する生理学的立場からのアドバイスを三本柱として、23種目の競技についての生理学がまとめられている。
 しかし、後者については、競技種目によって、質的あるいは量的内容に大きな差異が認められる。それには資料収集等に編者らの努力の至らなさもあったが、競技種目に対するこれまでの生理学的研究の取り組みの差でもあると考えられる。その意味で、本邦において嚆矢ともいえる競技種目の生理学をまとめた本書の出版を契機に、競技種目のスポーツ生理学的研究の重要性が再認識され、競技力向上の一助となれば幸いである。

青木純一郎・佐藤 佑・村岡 功

【目次】
Ⅰ. スポーツ生理学の基礎

  1. 競技力向上とスポーツ生理学 ... 中村好男
    <COLUMN>スポーツを科学する「NMR」の利用 ... 吉田敬義
  2. エネルギー出力の生理学 ... 内藤 久士
  3. スキルの生理学 ... 中村 好男
  4. トレーニングの生理学 ... 村岡 功
  5. ウォームアップとクールダウンの生理学 ... 形本 静夫
  6. 高地トレーニングの生理学 ... 村岡 功
  7. スポーツドリンクの生理学 ... 長澤 純一
  8. サプリメントの生理学 ... 稲垣 雅
  9. 疲労と疲労回復の生理学 ... 佐藤 佑
  10. オーバートレーニングの生理学 ... 鳥居 俊

Ⅱ. スポーツ生理学の応用

  1. 陸上競技(短距離走)の生理学 ... 丸山 敦夫
  2. マラソンの生理学 ... 右田 孝志
  3. 水泳競技の生理学 ... 松井 健
  4. 水球の生理学 ... 高橋淳一郎
  5. 体操競技の生理学 ... 土屋 純
  6. 自転車競技の生理学 ... 形本 静夫
  7. トライアスロンの生理学 ... 石原 啓次
  8. ボート競技の生理学 ... 里見 潤
  9. サッカーの生理学 ... 大森 一伸
  10. バスケットボールの生理学 ... 杉山 康司
  11. バレーボールの生理学 ... 村松 茂
  12. 野球の生理学 ... 内村 仁
  13. バドミントンの生理学 ... 玉川 明朗
  14. ウエイトリフティングの生理学 ... 岡田 純一
  15. 柔道の生理学 ... 遠藤 隆
  16. スキー競技の生理学 ... 中川 直樹
  17. スピード・スケート競技の生理学 ... 吉野 貴順
  18. そり競技の生理学 ... 鈴木 省三
  19. 卓球の生理学 ...葛西 順一
  20. ラグビーの生理学 ... 中村 千秋
  21. セーリング競技の生理学 ... 玉木 伸和
  22. レスリングの生理学 ... 太田 章
  23. バイアスロン競技の生理学 ... 山崎 省一